コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、インドでは未だロックダウン政策が取られています。
そんな状況下、現在のインド音楽を形作った巨匠の一人である故アリ・アクバル・カーンの孫であり、継承者でもあるシラズ・アリ・カーン氏の呼びかけで行われた、世界各地に住むインド音楽家・総勢22名によるリモート動画プロジェクトが企画・制作されました。
この困難な事態を、音楽のポジティヴが力で共に乗り越えようと意図されたものです。
アリアクバル・カーン師作曲の名曲を演奏するという、このプロジェクトの参加メンバーには、カーン氏の子息であるアラム氏とマニック氏、孫のシラズ氏、タブラの巨匠でカーン氏の名伴奏者だった故シャンカール・ゴーシュの子息であるビクラム氏、そしてカーン氏の名伴奏者として名高いタブラの巨匠スワパン・チョウドリィ氏の子息であるニラン氏、名タブラ奏者のアルップ・チョットバッタイ氏、などなど錚々たる音楽家が名を連ねています。
そんなプロジェクトになんと一緒に参加させていただく機会をいただいたのです。参加メンバーのディプトニルの計らい、そしてシラズ・ダダ(兄)の厚意によるものでした。
実は参加メンバー全員の名前は、リリース直前になって初めて知らされたのですが、聞いたときはとても驚きました。有名な一流奏者ばかりだったのですから。そこに参加させてもらえたのですから、もう感謝しかありません。
オニンド師匠とオヌブロート先生にもご報告させていただき、祝福を頂戴しました。
それでは是非ご覧ください。アリアクバルカーン作曲の、Raga Kaushi Kanadaのとても美しい曲です。
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