モーシン・アリ・カーン来日公演2016終了!大きな財産とこれからの方向性
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photo:浮花
次の目標に向かって
これからの方向性を明確にするために重要な位置付けをしていた、
モーシン・アリ・カーン来日公演も終了し、
全てはまた次の目標に向かって動き出しています。
来日公演にお越しいただいた皆様、
また協力していただいたりお世話になった皆様、
改めてありがとうございました。
今回嬉しかったことのひとつは、
マスミ公演の企画・公演運営を、チームとして実現出来たこと。
お客様にもチームワークが空気として伝わったということです。
ひとえに関わってくれたスタッフや協力してくれた方々のおかげです。
本気で取り組んだ分だけ
今回は、本当に本気で取り組んだ分だけ、
色々なことがハッキリ見えるようになりました。
不十分だったところ、失敗したこと、
やってみれば出来たというところ、
人に協力してもらえるところ、してもらえないところ、
やるべき仕事、やるべきでない仕事…
それは、モーシンとのやり取りについても言えます。
お互いに、より多くのことがハッキリ見えてきたのではないでしょうか。
日本でインド音楽を扱う上で、
本家のインド人とどう接していくのかという点では、
センシティブで難しいところもあります。
ただ、
今回の経験からは、
伝統というものの取り扱いとプロジェクトとしての取り扱い、
これをしっかりと認識し分けて目的を共有し協働する、
これが重要なことだと学ぶことが出来ました。
認識や取り扱いを分けることで、
対等にまたはリードしてプロジェクトを進めながらも、
伝統に対する謙虚な姿勢を保つことが出来るのではないかと思います。
インドの伝統というものを尊重し、
そのものを見ようとするならば、
到底対等などには成り得ないし、
身の程をわきまえる姿勢、常に学ぶ姿勢が必要です。
それでも、
インド人と対等にインド音楽を演奏する、
これは目標なのです。
プロジェクトを通してももちろん学んでいく。
その他あらゆるものからも、
徹底的に学び吸収していく、
その姿勢がなければとても追いつきません。
今回得られたものすべては、
今後のプロジェクトを進めていく上での大きな財産です。
勝負はこれから
どんな価値を生み出していけるのか。
それは一人でどうにか出来る類のことではありません。
ただ、賽を投げるのは常に自分です。
そのたびに方向性はさらに明確になっていきます。
スタートはすでに切られました。
●4/22(金) どこが面白い?解説「インド音楽」ミニシアター
「インド音楽」の楽しみ方をもっと知りたい!
そんな方は
実は結構いらっしゃると思います。
そこで
動画を観ながら、どこが面白いのかが聞ける
解説付き鑑賞会(ミニシアター)を開催することにしました。
「インド音楽とは」
なんてことは、とても語れる類のものではありません。
でも、楽しさや面白さは
みんなでもっとシェア出来たらいいなと思います。
今回は講師として
シタール奏者のヨシダダイキチさんを迎えてお届けします。
【出演】指原一登、[講師]ヨシダダイキチ
【場所】音楽堂 ano ano
〒170-0005
東京都豊島区南大塚1-49-2ハイム・デルムンド 1F
【時間】開場19:00/スタート19:30〜21:00
【料金】¥2,000 ドリンク付
【予約】mail@kazutosashihara.com
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