ご挨拶
2017年は、演奏活動を休止させていただいておりました。
関係各位には、ご迷惑をお掛けしましたことお詫び申し上げるとともに、ご理解をいただいたこと感謝申し上げます。
誠に勝手な事情によるものですが、それは、今までの延長線上から進むべき軌道を修正し、学び直すことに集中するための期間として充てるためでした。
真実に気づきながら目をそらすことはできない。
師匠との関わり、タブラに取り組む姿勢、そういったものを見直しやり直していくためには、少なからず時間が必要になりました。
またそれは、レッスンの受け方や練習のやり方といった方法や技術論の話ではなく、生きることに対する抜本的は取り組みが必要でもありました。
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意義深い一年
実践は、出来たら終わりというわけではないだけでなく、止めてしまったら終わりなので、この先も続いていきます。
ですが、今年がとてもとても大きな学びが深められた年であったことを、ご報告させていただきたいと思います。
それは一言でいえば「学び方を学んだ」ということです。
今後の人生にとっても、とても重要で意義深い一年となるのだろうと思います。
偽りのない実感の深い人生をスタートできたという喜びを、じわっと肚の一番奥底から感じられるようになりました。
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いかに向き合うか
「師匠といかに向き合うか」
「タブラといかに向き合うか」
師匠との関係、タブラとの関係は、その他全てのものとの関係性と繋がりがあるのだということを身体で学んでいった一年でした。それは一番身近な家族との関係にも変化として現れてきました。
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今年は夏に、しばらく悩み続けて行けなかったインドの師匠の元へ行ってきました。
来年また行きます。それが約束です。そしてその時がまた勝負になります。
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良いお年を
改めて、応援してくださった皆様、新しいチャレンジに関わってくださった皆様、氣にかけてくださりご協力してくださった皆様、また新たに出会った皆様、大変お世話になりました。
どうもありがとうございました。
一番身近で支え、日々の氣づきや学びを与えてくれた家族にも大きな感謝をしたいと思います。
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新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、どうか良いお年をお迎えください。