2/3(土) 無事終了しました
「音楽家のための身体ワークショップ『骨盤と肩甲骨』」のレポートです。
いろいろな楽器の方にもご興味を持っていただきましたが、今回は皆さまタブラでのご参加となりました。
ご参加の皆様どうもありがとうございました。
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良い悪いではなく
楽器をチューニングし、今日のセッションを通して演奏していくシンプルなフレーズをひとつ決めました。
そして毎回ワークの前後に同じフレーズを演奏しじっくりその違いを感じていきます。
正しい間違っている良い悪いではなく、違いの実感だけを得ていく。
そして感じたことを言葉にしてシェアし合います。
これを繰り返していきます。
そして毎回ワークの前後に同じフレーズを演奏しじっくりその違いを感じていきます。
正しい間違っている良い悪いではなく、違いの実感だけを得ていく。
そして感じたことを言葉にしてシェアし合います。
これを繰り返していきます。
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まずは、今回のテーマである『骨盤』から。
それは同時に、身体に入っていくために観るべき最初のステップとして「呼吸」を観ていくことでもありました。
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この最初の段階で、個人的にもいきなり大きな発見がありました。
手の向きひとつで呼吸が変わる、また意識も変わるということでした。
最初は
「ああこれでは無防備すぎる感じがするな。安定して身体を感じられているとは言えないな」
と思いながら
「でも待てよ」
と両方の違いを丁寧に観ていってみると、、
「これは無防備とも言えるけれど、裏返せばとてもオープンな状態、呼吸のしやすさも違う。しかも気持ちも変わっている!逆に言えば、今まで無意識的に心理的なガードを固めていたということじゃないのか…?なんてことだ…」
手の向きひとつで呼吸が変わる、また意識も変わるということでした。
最初は
「ああこれでは無防備すぎる感じがするな。安定して身体を感じられているとは言えないな」
と思いながら
「でも待てよ」
と両方の違いを丁寧に観ていってみると、、
「これは無防備とも言えるけれど、裏返せばとてもオープンな状態、呼吸のしやすさも違う。しかも気持ちも変わっている!逆に言えば、今まで無意識的に心理的なガードを固めていたということじゃないのか…?なんてことだ…」
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こういったことを感じたままにそれぞれが言葉でシェアしていき、楽器を鳴らしてみます。
皆んなで、ひとりずつ、そしてまた皆んなで。
それをまた言葉でシェア。
皆んなで、ひとりずつ、そしてまた皆んなで。
それをまた言葉でシェア。
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「!」
本当になんという変化でしょうか。楽器を鳴らせばすぐに音に現れます。
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『骨盤』をテーマに1時間、『肩甲骨』をテーマに1時間、そして腕と全体への意識の向け方などで1時間という感じで、ペアになってお互いの身体に触れるペアワークも交えたりしながらじっくりと進め、でも感覚的にはあっという間でした。
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『肩甲骨』のワークでは、腕の長さや重さといった、自分が今まで知っていた自分自身の身体のボディマッピングが変わる!といった体験までありました。
参加者からも、
「現在完了形で動く身体を俯瞰している」
ような実感が、以前読んでピンとこなかった舞踏家の言葉につながったといった声もありました。(言葉だけではおそらく非常に伝わりにくいとは思いますが…。)
これは明らかに身体を通した意識の変容です…
「現在完了形で動く身体を俯瞰している」
ような実感が、以前読んでピンとこなかった舞踏家の言葉につながったといった声もありました。(言葉だけではおそらく非常に伝わりにくいとは思いますが…。)
これは明らかに身体を通した意識の変容です…
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たった3時間で…
この3時間(実際には3時間半に及んでいました…)で、明らかに全員タブラの音色が良くなっていました。
でも、やっていたのは身体に対する観察と気づきと意識の向け方とそれを助けるワークで、楽器を練習していたわけではありません。
でも、やっていたのは身体に対する観察と気づきと意識の向け方とそれを助けるワークで、楽器を練習していたわけではありません。
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何より顕著だったのは、全員で叩いたときの変化でした。
最後に検証のため、皆で録音を聴き比べてみましたが、それは明らかでした。
同じフレーズを演奏する音が、多人数で叩いているようにバラバラに聴こえていたのに、最後は違うフレーズを自由に演奏した音が、重みのあるひとつの音とグルーヴを生み出していました。
最後に検証のため、皆で録音を聴き比べてみましたが、それは明らかでした。
同じフレーズを演奏する音が、多人数で叩いているようにバラバラに聴こえていたのに、最後は違うフレーズを自由に演奏した音が、重みのあるひとつの音とグルーヴを生み出していました。
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ひとつになる演奏は瞑想につながっている。
そんなところまで深まるとは、当初想像していませんでしたが、yukariさんの適切なガイドと、お互いのシェアによる感度の高まりの相互作用で得られたのだと思います。
そんなところまで深まるとは、当初想像していませんでしたが、yukariさんの適切なガイドと、お互いのシェアによる感度の高まりの相互作用で得られたのだと思います。
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講師をしていただいた yukariさんは、こういったガイダンスについても学ばれ、スタジオのヨガや瞑想のセッションでも日々実践していらっしゃるということで、さすがでした。
yukariさん、本当にどうもありがとうございました。
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共有しあう
「楽器に向かう前に整えるべきものがあったんだな」
これもこのセッションにご参加いただいた中からの言葉です。
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「今は正直ちょっと混乱しているけれども、いろいろと探求していけそうです」
これも正直な言葉です。
身体で実感することでしか腑に落ちていかない言葉があります。
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「身体にとっての<ベスト>の状態というのは、それぞれに違うし、常に変化もしています。それは決して固定した正しい解というようなものではありません。」
yukariさんもおっしゃっていました。
とても有意義で興味深い体験と学びのシェアが出来た一日となりました。
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次回予定
このワークショップ、ぜひいろいろな方に体験していただきたいので、また4月頃に開催出来たらいいなと思っています。
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講師プロフィール
yukari
nida 〜生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道〜 主宰
ヨガアライアンス認定 RYT500 & E-RYT200ヨガティーチャー
深いヨガ哲学ー「こころのヨガ」に根ざした「からだのヨガ」をはじめ,「こころのヨガ」や瞑想にフォーカスしたクラスやワークショップを精力的に実施している
毎年ヨガ・瞑想を深めるため海外で研鑽を積む一方,国内外からの実力派講師によるWSの主催・通訳も手がける
これまでの経歴の全てを生かして一人一人によりそうプライベートセッションも好評を博している
studio yoggy(新宿,中目黒)でもレギュラークラスを担当
【略歴】
東京大学大学院修士課程(文化人類学)を修了後,
11年間私立中学高校一貫校にて教職に従事
2010年より,学校勤務の傍ら,studio yoggyでヨガを学び始める
2011年以降,Anusara® yogaを中心に学び,
studio yoggyにて多くのトレーニングを修了
2014年春に教職を退職後,海外に活動を広げる
同年,バリ島にて,2012年より師事するAnusara® yoga正式認定者 Emily Kuser先生のHigh Vibe Yoga Teacher Trainingを修了
同年,表参道にて nida を開業
2015年,Anusara® yoga正式認定者 Bridget Woods Kramer先生,
Carlos Pomeda先生,Ananda Leone先生による
Anusara Yoga Teacher Trainingを修了
さらに2016年には,Anusara® yoga正式認定者Jonas Westring先生,Carlos Pomeda先生,Balarama Chandra先生による
300時間 Anusara Yoga Advanced Teacher Trainingを 修了
以後もバリ島,インド,香港,イギリス,イタリアなど
毎年海外に出かけ,ヨガ・瞑想の研鑽を積んでいる
また,2014年に,インド・ケララ州のKerala Ayurveda Academyにてアーユルヴェーダセラピーを学び,
帰国後は,都内のアーユルヴェーダマッサージサロンでの勤務を経験した後,nidaにて多くの施術を行う
【資格】
Yoga Alliance認定 RYT500, E-RYT200 インストラクター
Anusara Elements™ teacher
yoggy institute認定200時間(YIC200)インストラクター
全米/日本NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー
【リンク】
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