4/15(日)開催! 第2回「音楽家のための身体ワークショップ」

  • 0

4/15(日)開催! 第2回「音楽家のための身体ワークショップ」

s_180415_WS


第2回「音楽家のための身体ワークショップ」

『指先からつま先までつなげる』
前回の身体ワークショップでは、ご参加の皆さまには予想以上の深い実感を得てていただくことが出来、非常に有意義なものとなったので、今回はもう少し突っ込んでいきたいと思います。
*

『指先からつま先までつなげる』

身体全体をひとつとしてではなく、部分部分が分離したまま使うことで起きる、故障や不具合、のみならず修得・上達を妨げるものとなってしまっている現象。
指先からつま先までつなげて身体を使えるようになることで、もっと自由で深い音楽表現とそのための練習につながるはず。

s_image1

今回もその手掛かりと実感を求めて、さらなる探求をしていきたいと思います。
講師は、前回から引き続き、表参道のヨガスタジオ・nida の yukariさんです。

*


ワークショップ詳細

【日時】2018/4/15(日) 14:30-17:30
【場所】ヨガスタジオ nida (表参道)
【講師】yukari
【定員】10名
【料金】6000円
【キャンセル】※3日前以降のキャンセルは、キャンセル料50%頂戴いたします。
※前日以降のキャンセルは出来ませんので、あらかじめご了承ください。
【持ち物】
※ 楽器をお持ちの方は是非ご持参ください。
音の違いを確認出来るので非常に実感が得やすくなります。
【主催】HEAT bEAT MUSIC
*

s_26827760_10203946650103137_204573668_o

講師プロフィール

yukari
nida 〜生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道〜 主宰
ヨガアライアンス認定 RYT500 & E-RYT200ヨガティーチャー
深いヨガ哲学ー「こころのヨガ」に根ざした「からだのヨガ」をはじめ,「こころのヨガ」や瞑想にフォーカスしたクラスやワークショップを精力的に実施している
毎年ヨガ・瞑想を深めるため海外で研鑽を積む一方,国内外からの実力派講師によるWSの主催・通訳も手がける
これまでの経歴の全てを生かして一人一人によりそうプライベートセッションも好評を博している
studio yoggy(新宿,中目黒)でもレギュラークラスを担当
【略歴】
東京大学大学院修士課程(文化人類学)を修了後,
11年間私立中学高校一貫校にて教職に従事
2010年より,学校勤務の傍ら,studio yoggyでヨガを学び始める
2011年以降,Anusara® yogaを中心に学び,
studio yoggyにて多くのトレーニングを修了
2014年春に教職を退職後,海外に活動を広げる
同年,バリ島にて,2012年より師事するAnusara® yoga正式認定者 Emily Kuser先生のHigh Vibe Yoga Teacher Trainingを修了
同年,表参道にて nida を開業
2015年,Anusara® yoga正式認定者 Bridget Woods Kramer先生,
Carlos Pomeda先生,Ananda Leone先生による
Anusara Yoga Teacher Trainingを修了
さらに2016年には,Anusara® yoga正式認定者Jonas Westring先生,Carlos Pomeda先生,Balarama Chandra先生による
300時間 Anusara Yoga Advanced Teacher Trainingを 修了
以後もバリ島,インド,香港,イギリス,イタリアなど
毎年海外に出かけ,ヨガ・瞑想の研鑽を積んでいる
また,2014年に,インド・ケララ州のKerala Ayurveda Academyにてアーユルヴェーダセラピーを学び,
帰国後は,都内のアーユルヴェーダマッサージサロンでの勤務を経験した後,nidaにて多くの施術を行う
【資格】
Yoga Alliance認定 RYT500, E-RYT200 インストラクター
Anusara Elements™ teacher
yoggy institute認定200時間(YIC200)インストラクター
全米/日本NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー
【リンク】
ウェブサイトは→http://www.nidayoga.com/
newsletter(無料メルマガ)登録は→https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nidayoga

  • 1

『タブラと姿勢』④まさに蜘蛛の糸

Exif_JPEG_PICTURE


自分のことは自分が一番わからない

「我々の直面する重要な問題は、それを作った時と同じ思考のレベルでは解決できない」

同じ思考、同じ行動、同じ努力をしていては超えられない。
*
前回までの記事:『タブラと姿勢』
*
こうして書いていると、書いている本人の思考や反応の癖も、少しずつ外側からみえてきます。
自分のことは自分が一番わからない。
*

あるキーワード

「力み」により、自由な動きを獲得できないことに悩み、 暗く冷たく重い出口のみえないトンネルの中でもがいていた中で、あるキーワードが引っかかってきました。

「姿勢」

本連載のタイトルにもなっているものです。
*
「自然な姿勢には、自然な安定がある」
というのが、その教えでした。
身体が完全に自然な姿勢で整っていること、それは
・最も楽で
・最も安定していて
・最も持続可能である
それにより、いつでもすぐに動ける最も自由な姿勢、だということなのです。
「元がしっかりしていれば、外からの影響を受けず安定している」
理屈はわかります。筋が通っています。
なにより重要なポイントとして、それは「誰でも出来る」普遍性のあるものだというのです!
*
「力み」は抜こうとすればするほど固く締まり、、もがけばもがくほど穴に落ちていくアリ地獄のようなもの。。
いうなれば、そこに垂らされた一本の蜘蛛の糸!
もうしがみつくしかありません!!!
*

ものごとは実践

でも、それを知識として知っているだけでは、何にもなりません。
そして、その指導をしている道場で、見た光景が衝撃でした。
*
「元がしっかりしていれば、外からの影響を受けず安定している」
だから、
身体の本体が安定していれば、腕を人にどんなに振られても、影響を受けない。
自然な姿勢が出来ていると、その手を持って、どんなに人が「ぶるぶるぶるぶる」やろうともまったく影響されないのです。

そればかりか腕を振る人が、虚しくなるほど抵抗のないものを振っている感じです。

*
そのとき思い浮かんだのは、まさにオニンド・チャッタルジー先生の手でした。

まるでどこにも抵抗のない、しなやかでスムースで、ぐにゃぐにゃとは違うふにゃふにゃしたやわらかい手です。
*

「なんだ!なんなんだ!これは!」

内心、興奮が抑えられませんでした。
*

次回、その「姿勢」についてもう少し掘り下げていきます。