【新着動画UP】日印国交70周年記念インド古典音楽コンサート

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【新着動画UP】日印国交70周年記念インド古典音楽コンサート

【日印国交70周年記念インド古典音楽コンサート】

昨年は日印国交樹立70周年の祝賀年でした。
その特別な年に開催された祝賀の『インド古典音楽コンサート』
サントゥール奏者・宮下節雄さんとの演奏で、出演させていただきました動画が上がってきましたので、シェアさせていただきます。
北インド古典音楽の様式的な流れも合わせて記載していますので、参考にして観ていただけると嬉しいです。

Alap,Jor,Jhala

旋律の独奏パート(細かくは下記のように展開していきます)
・アーラープ:ラーガで登場する音の色彩をひとつひとつ丁寧に紡いでいく導入部分(序)
・ジョール:リズムを刻み始めてラーガにストーリーを持たせてゆく部分(破)
・ジャーラー:速いリズムと共にラーガが昇華してゆく部分(急)

Gat

00″10 Gat in Jhaptaal (10Beats Cycle)
タブラが加わった合奏パート(10拍子のリズムサイクル)
音楽が、繰りかえず回転周期の上で螺旋を描きながらストーリーを紡いでいく部分(序)
サントゥールの紡いだストーリーをタブラが受けて発展させていきます
15″04 Gat in Teentaal (16Beats Cycle) 合奏パート(16拍子のリズムサイクル)
・マッディヤ・ドゥルット:螺旋の回転が次第に速度を速めながら上昇していく部分(破)
・ジャーラー:螺旋回転の速度が最高潮まで極まり上昇していく部分(急)

このコンサートは、インド大使館、千代田区内幸町ホール、ティラキタ、そしてヒートビートミュージックの特別共催という形で、出演だけでなく、主催者として実現することが出来たことを有難く嬉しく思います。

当日の運営に当たっては関係者の皆様の沢山のご協力もいただきました。
改めて感謝いたします。
これを機に、日印の友好と発展が進み、調和と平和の音楽がより一層広がっていくことを願い、尽力していきたいと念います。

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Happy 75th Independence Day of INDIA | 満員御礼『INDIA@75 インド古典音楽コンサート』

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda


8月15日

本日、8月15日は、終戦記念日。
今日の私たちがあるのも、両親、祖父母、そして国を守るために生命を捧げた先祖英霊たちのお陰です。
自然と感謝の念が湧き起こると同時に、次世代、後世へ何を残していくのか、誓いを新たにする日でもあります。

祝!独立75周年、日印国交70周年

さて、8月15日は、インドでは独立記念日。
特に今年は、独立75周年、また日印国交樹立70周年の記念すべき年。
8月10日に開催させていただきました
『INDIA@75 インド古典音楽コンサート』
お陰様で満員のお客様と共に無事に開催、大成功にて終了しました!

暑い中ご来場いただきました皆様ありがとうございました!

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda


皆の力が形に

このコンサートは、インド大使館、千代田区内幸町ホール、TIRAKITA、HEAT bEAT MUSICによる官民共催で実現しました。
この特別な祝賀年の機運と機会を、共有し、コンサートの成功に向けて準備してきた全ての努力が、お互いの信頼関係に繋げることが出来たように思います。

また、本当に素晴らしいスタッフ、素晴らしい出演者、皆の大きな力が集まって形になったコンサートでした。


インド古典音楽は面白い

出演者は皆、インドでも演奏する実力のある日本人トップアーティストの方々。
高いレベルの演奏だけでなく、三者三様それぞれに楽器もスタイルも違う音楽に、インド古典音楽の懐の深さいと面白さを存分に楽しむことができました。

サントゥール・ジミー宮下/タブラ・指原一登

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

バーンスリー・寺原太郎/タブラ・池田絢子/タンプーラ・寺原百合子

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

サーランギー・ナカガワユウジ/タブラ・ハヤシレオ

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

 


ご出演・ご登壇いただきました方々

インド大使館からはサンジーヴ・マンチャンダ一等書記官もご参加くださり、主賓としてご挨拶をいただきました。
INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

司会の世良奈津子さん。素晴らしい進行で、コンテンツ満載なイベントをスムーズに運営してくださいました。

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

開演前のヨガ(椅子ヨガ)をご担当してくださったインド大使館ヨガ講師のサンジェイ・クマール博士。
開演前に会場の空氣が整いました。

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

第一ステージと第二ステージの幕間にお話をしてくださったインド大使館カタックダンス講師の前田あつこさん。
会場を和やかで心地よい空間にしてくださいました。

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

第二ステージと第三ステージの幕間にヨガのデモンストレーションをしてくださった竹内想子さん。
会場のみなさんもご参加くださいました。
INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

僭越ながら、主催者代表として指原もご挨拶させていただきました。

INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda

閉会のご挨拶をいただいた内幸町ホールの松尾館長。
最後に出演者も呼び入れてくださり、コンサートがしっかりと締まりました。
INDIA@75 インド古典音楽コンサート

photo: Macoto Fukuda


友好と調和の象徴

素晴らしい装飾を担当してくださったのは、玉様祭壇(Eva&紗也子)のおふたり。

日印友好と調和を象徴するように、着物の帯とインドの美しい布、ドリームキャッチャー、そして厄災除去・心願成就・繁盛繁栄のガネーシャ神。
ステージバックの中央はインド国旗カラーになっているのがわかりますか?
ステージ法面や床面まで、細かいところまで配慮されていて、こんなに素晴らしいステージは見たことがない豪華で素晴らしい装飾でした。

客席後ろから見ると、ステージの立体感がさらに際立って見えました。
出演者陣もこれには感動していました。

調和の響き

今回の開催の背景・経緯には、コロナ前から、私達の文化活動に非常に大きなサポートと協力をしてくださったインド大使館VCCの存在がありました。
前VCC所長のシッダルト・シン所長は、今年3月に退任されましたが、退任前にこのイベントへの道筋を作ってくださいました。

そして実務・現場でいつも我々をサポートしてくださり、このイベントを形にするためにも大変なご尽力くださった、インド大使館職員の渡邊太一さんにはとても感謝しています。

インド古典音楽は調和の強い力とメッセージを持った音楽です。

このインド古典音楽のコンサートを、皆の調和の力で開催出来たことは、本当に嬉しいです。

それは今だけ金だけ自分だけの世界とは対極にあるものではないでしょうか??

皆の心の中にある調和の響きを広げていきたいですね。

きっとそれが良い社会に繋がっていくと思います。

この音楽はそのためにも本当に必要だと改めて確信しました。


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2022年8月10日(水)『INDIA@75 インド古典音楽コンサート』180席限定|無料公演開催!



ナマステ!

今年は、インド独立75周年、日印国交樹立70周年のW祝賀年。

日印の友好を祝して、インド古典音楽コンサートを開催いたします
日本とインドを繋ぐ日本人トップアーティストたちによる豪華なステージをお楽しみください。

入場無料、年齢制限はございません。先着180席限定となりますので、下記のお申込方法に従いお申し込みください。定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。

今回、この特別な年に際して、インド大使館、千代田区内幸町ホール、ティラキタ、HEAT bEAT MUSICによる、官民共催という形での画期的な公演が実現しました。

インド古典音楽は、平和と調和の音楽です。
真夏のひと時、調和の音でつながり、新しい感性の扉を開く機会にもなればと願っております。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 


☆INDIA@75インド古典音楽コンサート☆

2022年8月10日水曜日
会場: 1時半
開演: 2時
終演: 5時半

出演: 宮下節雄(サントゥール)、寺原太郎(バーンスリー)、ナカガワユウジ(サーランギー)、指原一登(タブラ)、池田絢子(タブラ)、ハヤシレオ(タブラ)

お申し込み方法:
入場希望者全員の氏名、連絡先を8月8日(月)17時までに次の予約用メールアドレス宛にお送り下さい。1応募2名様分までお申込み可能とさせていただきます。御予約は先着順に受け賜ります。定員に達し次第、受付終了とさせていただきますので、予めご了承下さい。

申込メールアドレス:
vcc.tokyo@mea.gov.in

 


出演者プロフィール

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ナカガワユウジ
サーランギー奏者

2005年よりインドのムンバイ―にて、サーランギー奏者・声楽家であるPt.Dhruba Ghoshに12年以上にわたり師事。2009年から2015年までICCR奨学金を得る。現在までインド各地、欧米諸国などで、サーランギーリサイタルの他、インド古典声楽、打楽器伴奏や音楽アンサンブルでの演奏などを行い、精力的に活動している。https://yujisarangi.com/

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ハヤシレオ

タブラー奏者 2002年大阪生まれ。一歳よりインド在住。5歳からタブラーを学ぶ。8歳でタブラーの巨匠Ustad.Akram Khan師に弟子入り。2016年インド最古の古典音楽祭、第141回ハリパッラブ・フェスティバル古典タブラー部門優勝。2020年、インド全土で約300校が参加したオンラインのインド音楽コンクールで一位、他にも国際映画祭や国営放送テレビ・ラジオチャンネルに出演などインドでの演奏活動を精力的に行う。2022年より日本でも活動中。https://www.leohayashi.com/

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寺原太郎(てらはらたろう):バーンスリー奏者 Taro Terahara
91年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。
06年より継続的にオーストラリアWoodford folk festivalに出演。07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。映画「るろうに剣心」(2012、2014)、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」(2015)、インドネシア映画「見えるもの、見えざるもの(Shikala Niskala)」(2017)等で挿入曲を演奏。国内外で演奏活動を行う。
共演にU-zhaan、常味裕司、Tenzin Choegyalなど。2016年より都賀のギャラリーで「世界音楽紀行」をナビゲート、ワールドミュージックフェスティバル「オンガクノムラ」企画。
インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイ ナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。
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池田 絢子 
Ayako Ikeda
パーカッションを村松達之氏、タブラをU-zhaan、Pt.Anindo Chatterjee、Anubrata Chatterjee各氏に学ぶ。
インド古典音楽の他にも様々なジャンルのミュージシャンと共演。
町田・万象房タブラ教室、西荻窪タブラ倶楽部、渋谷・宮地楽器タブラクラス講師。
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宮下節雄(ジミー宮下
サントゥール奏者
ミュージック セラピスト
1955年2月27日 鹿児島 出水市生まれ。
1992年より、インド・ムンバイにて世界的サントゥール奏者で 人間国宝の PT.シブ・クマール・シャルマ氏に師事する。NHKはじめ国内・インドでのTV・ラジオ出演多数。「天空の音雫」はじめヒーリングCDリリース多数。
2005年3月インド・ヴァラナシの「ドゥルパッド・メーラ音楽祭」と「アシュトシュ・バタチャリア追悼コンサート」に出演、現地で新聞等メディアでも取り上げられ高い評価を得る。
又、2006年1月ドゥルパドシンガー グンデチャブラザーズ主催でインド・ボパールで開催された「プルティ・ シュルティ音楽祭」にて、ベスト・パーフォーマーの評価を得る。
2008年3月ヴァラナシでのバイジュ・バーブラ サンギート・ サマローハ音楽祭にて、インド古典音楽への貢献を讃えられ受賞する。
タブラの巨匠ザキール・フセインの高弟タイ・バホー、シルク・ド・ソレイユの歌姫ジーナ・サラ 他世界的一流アーティストとの共演も多数。
水の神の歌「バルナギータ」、 アンビエントトランスバンド「Makyo」で活躍。
2010年 ポルトガルBOOM Festivalに出演。
2013年 セレンディピティユニ結成 全国をツアーで巡る。「ゆだね」をはじめ 4枚のCDリリース。
2016年にエレクトロ アンビエント サントゥール ユニット「Crystal Nada」結成。1st CD「PRASAD」リリース。
岐阜を拠点に日本・インドを中心に国内外で精力的に演奏活動を 行い「インド古典音楽センター・沙羅双樹」にて後進の指導を行う。
インド古典音楽・舞踊の祭典「サンギート・メーラ」を17年岐阜 洞戸で主催 開催。
★2017年 1月 インドのメディアサイト
“ BETTER INDIA  “より
『世界で活躍する外国人インド古典音楽家8名』
に選出される。
2018年、2019 年、インド・リシケシで開催された
インターナショナル・ヨガ・フェスティバルに招待演奏。表彰される。
2019年、Bali Spilit Festivalに招待演奏。
*
指原一登(さしはらかずと)
タブラ奏者/HEAT bEAT MUSIC 主宰
2002年にタブラを始め、2008年より、世界的タブラ奏者である Pt.Anindo Chatterjee、Sri Anubrata Chatterjee 両氏に師事している。
2018年、インド音楽の師弟継承の伝統の中でも最も大きな意味を持つとされ、師弟の証である、 “Ganda” と呼ばれる紐を、師 Pt.Anindo Chatterjee より授かる。
アリ・カクバル・カーン生誕98年祭出演をはじめ、インド本国でも積極的な演奏活動を展開。
主宰するHEAT bEAT MUSICでは、インド人アーティストの来日招聘や、コンサート、ワークショップ企画、タブラ教室を運営している。グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール、江戸川印度文化センター等、各学校・施設でも講師を務める。