[VIDEO] インド音楽の真髄!オニンド・チャタルジー初の来日タブラソロ公演 2019

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[VIDEO] インド音楽の真髄!オニンド・チャタルジー初の来日タブラソロ公演 2019

2019年6月に実現した、タブラの神様オニンド・チャタルジー師匠の13年ぶりとなった来日、そして日本では初めてとなったタブラソロ公演の演奏を収めた映像です。

師匠の来日中は、ずっとお供としてつきっきりでした。これほど師匠と近くにいられたことは、これ以上ない経験でした。

公演内容も、僕自身これほど歓喜に溢れたタブラソロは今までに経験したことがない!というほどの素晴らしいものでした。

オニンド師匠自身も、会場の雰囲気と日本の観客のレスポンスの良さに「今日はとてもいいムードだった」というほどの会心の演奏。

サーランギー伴奏は、日本人でありながらインド・ムンバイに在住・第一線で活躍する(コレものすごいことです)ナカガワユウジさん。

是非ご覧ください!



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【オニンド・チャタルジー来日タブラソロ公演をもっと楽しむ】動画で解説タブラソロ目次


オニンド師匠がいよいよ明日20日に来日します!

6/22(土) のタブラソロ公演を前に、2015年コルカタでの動画を取り上げ、どんな内容の演目なのか少し紹介します。

ざっくりとではありますが、この80分程のタブラソロは、このような目次になりました。


https://youtu.be/czssAaXZMvA
Tabla Solo Pandit Anindo Chatterjee – 2015 Live in Calcutta

INDEX 目次

[ Vilambit ] ゆっくりのリズムサイクル

・Peshkar 5:45 ペシュカール

・Tisrajati Peshkar 10:10 3連ペシュカール  

・Tisra Kaida 3連カイダ 

・Kaida 25:00 古い伝統のカイダ

・Kaida (Habibuddin Khan) 30:00 ハビブッディン・カーン作曲のカイダ

・Rela (Lucknow) 39:55 ラクノウ流レーラ 

・Ajrara Kaida (Tisra) 39:25 アジララ流3連カイダ

・Benares Kaida 43:50 ベナレス流カイダ

・Rau-Rela Tisra 46:20 ロウ・レーラ(3連)

・Panjab Kaida 52:20 パンジャーブ流カイダ

・Delhi Kaida 53:25 デリー流カイダ

・Farukhabad Kaida -Rela 55:25 ファルカバード流カイダ・レーラ

・Kaida 57:20 カイダ

・Kaida Rela (Keramaturah Khan) 58:30 ケラマトゥラ・カーン作曲のレーラ


[ Drut ]  速いテンポのパート

・Gat 1:01:05 ガット

・Rela 1:03:20 レーラ

・Benares Rela 1:04:45 ベナレス流レーラ

・BirjuMaharaj Composition 1:07:30 ビルジュ・マハラジ作曲

・Gat (Criket) 1:09:30 クリケットを描写したガット

・AnaGat 1:10:00 半拍手前で終わるガット

・Chakradhar 1:11:20 チャックラダール

・Chakradhar 1:12:50 チャックラダール


 

タブラ固有の用語にはなってしまうので、馴染みのない方にはちんぷんかんぷんかもしれませんが、タブラの6大流派である、デリー・アジュララ・ファルカバード・ラクノウ・パンジャーブ・ベナレス各流のコンポジション(曲)を全て網羅しているのがわかります。

タブラの大辞典とも言える程の知識と、それを演奏する技術はどれほどのものであるのか、、、インドでも尊敬を集める所以です。

近年、オニンド師匠も色々なところで口にしていますが、50年近い演奏活動を経て、その伝統を次の世代に伝えていく責任があるとの想いを強めているとのことす。

日本での公演、そしてワークショップが本当に待ちきれません!

 

 


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【オニンド・チャタルジー来日タブラソロ公演をもっと楽しむ】美しいRauとRelaというフレーズ


昨日USカナダツアーからコルカタに戻ったばかりのオニンド師匠。

来週にはいよいよ13年振りとなる来日、22日はタブラソロ公演です!

そのタブラソロ公演を前に、師匠の動画を引用して、タブラでどういう美を表現しようとしているのかを少し見ていきたいなと思います。

シンプルなRauというフレーズと、それを骨組みとしたRelaという速いフレーズのデモンストレーションです。
DheneNaNaというシンプルなフレーズが、ぐわっと花開いていくようなフレーバーが感じられると思います。
是非ご覧ください!

 


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オニンド・チャタルジー タブラワークショップ開催!


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Pt. Anindo Chatterjee Tabla Workshop in Japan

(English below)


6月に13年ぶりに来日するオニンド・チャタルジー師匠によるタブラ・ワークショップの開催が決定しました!

日程は6/23、会場は東中野aptpです。

超一流のタブラを間近で体験できる、極めて貴重な機会です。

個人的に、夢にまで見た師匠の来日とワークショップの開催がついに実現します!

ぜひご来場ください!

 


【日時】2019年6月23日(日)

● 初級クラス 13:30~15:30

● 中級クラス 16:00~18:00(各クラス定員20名)

【会場】 aptp (東京都中野区東中野3-16-14  5階)

【料金★要予約

各クラス 8000円

両クラス受講の場合 15000円

※ タブラは各自お持ちください。

※ レッスン料金は事前振込になります。 お申込みの際に振込口座をご連絡します。

《ご予約・お問い合わせ先》    

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Pt. Anindo Chatterjee Tabla Workshop in Japan!

I had been dreaming it come true for long time!

Don’t miss this very rare and precious opportunity.

 


Date: 23 June 2019 (Sun)

Time: Beginner Class 13:30-15:30

Middle Class 16:00-18:00

Venue: aptp   3-16-14 Higashi-Nakano Nakano-ku, Tokyo

Fee:  8000yen/each class

15000yen/both class

※Your own Tabla must be brought

※Payment in advance (will be informed by e-mail)

Booking:
mail@kazutoshashihara.com

 

web site:
https://ayako0109.wixsite.com/ayako-ikeda/blank


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Ganda(ガンダ・師弟の証)を授かる

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2018年も皆様大変お世話になりました。

今年は、特別な年、タブラ人生において特に重要な年になりました。

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誓いの儀式

2018年7月27日、師匠 Pt. Anindo Chatterjee(オニンド・チャッタルジー)より、師弟の誓いの儀式である Ganda-Bandhan(ガンダバンダン) において、師弟の証である Ganda(ガンダ) を授かったのです。

かつて夢に見ることができた以上の特別な瞬間でした。

*


夢ではない、厳然たる現実

でもそれは夢ではなく、厳然たる現実です。

師匠は、師匠自身、人生で初めてとなるこの儀式の開催を決めたときに、僕へ出席への意思を確認してくださいました。
その時点では、その本当の意義について理解できていなかったと思います。
兄弟子の助けを得て儀式への参加の準備を進め、前日は全く眠れず、当日には普段は出たことのない鼻の出血が二度もあるような異常状態でした。
意識も感覚も開ききっていて、身体的にその影響が出ていたのかもしれません。

そして、その儀式ガンダバンダンの体験を心身に刻みました。

*


それは決心であり大きな約束

『師匠との約束』

それが守られないときには、関係は容易に壊れてしまいます。
もうそれ以前とは違います。

『師匠との約束』
それを守り、果たしていく、それは日々の誓いであり、実践です。
その実践の積み重ねのみが、現実を受け止めていくことになるのだと思います。*


自分に誓った道

昨年2017年末の記事を振り返ると、自分に誓った道を確かに歩めていることが実感できます。
同時に、改めて、支えて続けてくださった方々、ご協力くださった方々に感謝の念が沸いてきます。

http://kazutosashihara.com/archives/930

2017年に連載を始め、実践の積み重ねと結果なしには書き進められないと中断していた『タブラと姿勢』シリーズも、ここに至りその役目を終えたと思っています。
ご拝読いただきました皆様ありがとうございました。
http://kazutosashihara.com/archives/778

次のステージへと進んで参ります。

*


 

師匠のことば

「師が出来ることは5%、残りの95%は弟子自身にゆだねられている」

そして

「近道はない。焦るな。忍耐強く歩め」

と師匠はガンダバンダンの儀式の最後におっしゃいました。

実践あるのみです。

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今年も一年どうもありがとうございました。

来る年が皆様にとって良い年でありますように。


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Matra タブラワークショップ

Matra

Matra とは、インド音楽においてリズムの拍を意味します。

オニンド・チャタルジー師匠とオヌブロート先生が、現在精力的に進めているプロジェクト「Matra」は、

「Music Academy for Tabla Research by Anindo Chatterjee」の頭文字M.A.T.R.A

を、このインド音楽の拍・Beatとかけて名付けられています。

粋なネーミングです。


タブラリトリート

Matraプレゼンツによるワークショップは、現在、インド各地、またヨーロッパやアメリカなどでも開催されていて、オニンド師匠は、その自身の持てる膨大な知識と技術を各地の優秀な人材に受け継いでいこうとしています。

「誰の弟子・生徒であっても関係ない。ほとんどのタブラ奏者は友人であるし、その生徒達に対しても自分に出来ることがある。」

色々と流派や派閥、政治的なややこしいことなども、伝統芸能社会なので少なからず存在はしていますが、それらとは距離を置いて、純粋にタブラを追求してきた師匠らしいオープンな意思が伺えます。

受け継いできた伝統に対する深い敬意と、その50年に及ぶキャリアを通して背負う強い責任感。

分かるなどと言えることは到底ありませんが、少しずつそういうことも感じられるようになってきました。

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下のインタビュー動画でもMatraと自身の責任について話しています。

21’30あたり。ヒンディー語なのですが、英語も混じっていて何となく意味がわかります。

Pt. Anindo Chatterjee’s Exclusive Interview


初参加

今回はそのオニンド師匠のワークショップに初めて参加してきます。

前回3月にコルカタに行った時には、このMatraのワークショップを通して師匠の元に弟子入りしたインド各地の若い精鋭達も集まって来ていて、彼らとの交流を通して、伝統を学んでいく姿勢や、師弟関係についても大いに学ぶことが出来ました。

今回も体当たりで身体で学んできます。

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このワークショップの翌週には、インドでは「グルプルニマ」という師匠に感謝を捧げる日があります。