Author Archives: Kazuto Sashihara

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Pt.ウダイ・バワルカール公演体験 と 空のコップ

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初来日のドゥルパド声楽家

Pt.ウダイ・バワルカール公演、4/23(月)の東京公演コンサートと4/24(火)の声楽ワークショップに行ってきました。

言葉に表せない程の素晴らしい体験でした。

遥かに期待以上でした。

音楽を耳で聴く、頭で聴くのでなく、身体全身でそのまま聴く、そのままを体験すること。

この素晴らしい企画を実現させた日本ドゥルパド協会の皆様、どうもありがとうございました。

*


そのまま受け取り覚えなさい

WSでウダイジーがおっしゃっていました。

「メロディーを音階として覚えたり、音階に落とし込んで理解しようとしたりしては決していけない。絶対にいけない。これだけは言っておく。それをやってしまうとたとえ20年やっていようが、2年くらいやったのと変わらないところでずっと止まってしまう。

メロディーはメロディーとして歌としてそのまま受取り覚えなさい。」

ま、さ、に、、

これはタブラにしても全く同じ。。いや何においても。。そしてその堂々巡りを延々としていた自分を考えあわせると。。

以前の僕は、常に頭で考えて理解しようとするのが癖になっていました。

*


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コップを空に

でもここ1,2年ほど、身体で覚える、身体で考える、身体で学ぶ、ということを稽古し続けて、だいぶ変わって来た実感があります。

受け取るときには、何の予備知識も経験も翻訳も挟まず、コップを空にして受け取る。自分のコップを空にする練習を繰り返すことで、その姿勢が少しずつですが確かに身についてきました。

コンサートでは、空のコップがウダイジーの音楽で満たされ軽やかに踊り出すような感覚がありました。

そこには今まで学んできた氣や気の原理も完璧に働いていたし、その上にある高い芸術に触れている至福に満たされ続けていました。

WSでは、コップをどこまで空に出来るかと、それをどこまで真っ直ぐ向けていられるかを意識していました。成果は大きかったと思います。

それはインドで実感出来たことを再確認することでもあったし、またどれだけ深められているかの確認にもなりました。

*


頭の知性と身体の感性

それは両方とも必要ではあるけれど、順番としては身体がやっぱり先です。

人が肉体を持っている限りそれは変わらない。

色々なことがそうなのだと思いますが、音楽は特にそれを教えてくれます。

*


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今年新しく始めた

「音楽家のための身体ワークショップ」

逆説的だけれど、身体からアプローチしていくことで音楽に近づいていこうというものです。

身体があくまでも入口です。

コップを空にして頭でなく身体で受け取ったものは、やはり頭で理解しようとせずに身体に考えてもらう。頭ではしばらく放っておく。するとしばらくして(ケースによっては時間はかかるかもしれない)腑に落ちる時が不意に訪れる。

身体の実感を深めていく学び方、その機会を一緒に共有していけたらいいなと思っています。

「音楽家のための身体ワークショップ」

5/20(日) 16時〜開催です!

https://www.facebook.com/events/374741349694079/

*


■■■ ワークショップ詳細 ■■■

【日時】2018/5/20(日) 16:00-19:00

【場所】ヨガスタジオ nida (表参道)

【講師】yukari

【定員】10名

【料金】6000円

【予約】mail@kazutosashihara.com

【キャンセル】※3日前以降のキャンセルは、キャンセル料50%頂戴いたします。

※前日以降のキャンセルは出来ませんので、あらかじめご了承ください。

【持ち物】

※ タブラ、または専門とする楽器をお持ちの方は是非ご持参ください。

音の違いを確認出来るので非常に実感が得やすくなります。

【主催】HEAT bEAT MUSIC

*


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講師プロフィール

yukari

nida 〜生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道〜 主宰

ヨガアライアンス認定 RYT500 & E-RYT200ヨガティーチャー

深いヨガ哲学ー「こころのヨガ」に根ざした「からだのヨガ」をはじめ,「こころのヨガ」や瞑想にフォーカスしたクラスやワークショップを精力的に実施している

毎年ヨガ・瞑想を深めるため海外で研鑽を積む一方,国内外からの実力派講師によるWSの主催・通訳も手がける

これまでの経歴の全てを生かして一人一人によりそうプライベートセッションも好評を博している

studio yoggy(新宿,中目黒)でもレギュラークラスを担当

【略歴】

東京大学大学院修士課程(文化人類学)を修了後,

11年間私立中学高校一貫校にて教職に従事

2010年より,学校勤務の傍ら,studio yoggyでヨガを学び始める

2011年以降,Anusara® yogaを中心に学び,

studio yoggyにて多くのトレーニングを修了

2014年春に教職を退職後,海外に活動を広げる

同年,バリ島にて,2012年より師事するAnusara® yoga正式認定者 Emily Kuser先生のHigh Vibe Yoga Teacher Trainingを修了

同年,表参道にて nida を開業

2015年,Anusara® yoga正式認定者 Bridget Woods Kramer先生,

Carlos Pomeda先生,Ananda Leone先生による

Anusara Yoga Teacher Trainingを修了

さらに2016年には,Anusara® yoga正式認定者Jonas Westring先生,Carlos Pomeda先生,Balarama Chandra先生による

300時間 Anusara Yoga Advanced Teacher Trainingを 修了

以後もバリ島,インド,香港,イギリス,イタリアなど

毎年海外に出かけ,ヨガ・瞑想の研鑽を積んでいる

また,2014年に,インド・ケララ州のKerala Ayurveda Academyにてアーユルヴェーダセラピーを学び,

帰国後は,都内のアーユルヴェーダマッサージサロンでの勤務を経験した後,nidaにて多くの施術を行う

【資格】

Yoga Alliance認定 RYT500, E-RYT200 インストラクター

Anusara Elements™ teacher

yoggy institute認定200時間(YIC200)インストラクター

全米/日本NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー

【リンク】

ウェブサイトは→http://www.nidayoga.com/

facebookは→https://www.facebook.com/nidayoga/

instagramは→https://www.instagram.com/nidayoga/

blogは→http://ameblo.jp/nidayoga/newsletter(無料メルマガ)登録は→https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nidayoga


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5/20(日) 再・第2回「音楽家のための身体ワークショップ」開催!

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「音楽家のための身体ワークショップ」

再び開催いたします!

『つま先から指先までつなげる』
第2回のテーマでしたが、事情により5/20(日)に延期とさせていただきました。
ですので、前回日程でご都合のつかなかった方も、この機会にぜひご参加ください。
第1回では、『骨盤と肩甲骨』というテーマで具体的にスタートしていきました。
今回もその出発点から確認していきます。
上体と下半身、上体と腕、上体と呼吸のつながりなど、その実感を深めていきます。

理屈と身体の実感

理屈はおそらく誰にでもわかると思います。

ものごとを身につける上で重要なのは、意識や頭での理解ではない身体の実感(理解)です。
ワークショップでは、Before / After の違いを確認しながら進めていきますので、誰にでも実感を深めていっていただけるものになっています。
タブラのイメージを使用していますが、楽器、レベルを問いませんので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
こちらは前回レポートです。

講師は

前回に引き続き表参道のヨガスタジオ・nida の yukariさん。

元々は、一昨年の来日公演の企画に関連して彼女とのご縁をいただいたのですが、その時にはこのような企画はお互い思いつきませんでした。
本当に必要とする時が来ないと必要なことは見えない、逆に言えば、必要だと思った時には迷わずその”瞬間”に掴みに行かないと二度と実現することはない、ということが言えるなとつくづく思います。
いつもそういう感覚を広げていたいですね。
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■■■ ワークショップ詳細 ■■■

【日時】2018/5/20(日) 16:00-19:00
【場所】ヨガスタジオ nida (表参道) http://www.nidayoga.com/
【講師】yukari
【定員】10名
【料金】6000円
【予約】mail@kazutosashihara.com
【キャンセル】※3日前以降のキャンセルは、キャンセル料50%頂戴いたします。
※前日以降のキャンセルは出来ませんので、あらかじめご了承ください。
【持ち物】
※ タブラ、または専門とする楽器をお持ちの方は是非ご持参ください。
音の違いを確認出来るので非常に実感が得やすくなります。
【主催】HEAT bEAT MUSIC
*

講師プロフィール

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yukari
nida 〜生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道〜 主宰
ヨガアライアンス認定 RYT500 & E-RYT200ヨガティーチャー
深いヨガ哲学ー「こころのヨガ」に根ざした「からだのヨガ」をはじめ,「こころのヨガ」や瞑想にフォーカスしたクラスやワークショップを精力的に実施している
毎年ヨガ・瞑想を深めるため海外で研鑽を積む一方,国内外からの実力派講師によるWSの主催・通訳も手がける
これまでの経歴の全てを生かして一人一人によりそうプライベートセッションも好評を博している
studio yoggy(新宿,中目黒)でもレギュラークラスを担当
【略歴】
東京大学大学院修士課程(文化人類学)を修了後,
11年間私立中学高校一貫校にて教職に従事
2010年より,学校勤務の傍ら,studio yoggyでヨガを学び始める
2011年以降,Anusara® yogaを中心に学び,
studio yoggyにて多くのトレーニングを修了
2014年春に教職を退職後,海外に活動を広げる
同年,バリ島にて,2012年より師事するAnusara® yoga正式認定者 Emily Kuser先生のHigh Vibe Yoga Teacher Trainingを修了
同年,表参道にて nida を開業
2015年,Anusara® yoga正式認定者 Bridget Woods Kramer先生,
Carlos Pomeda先生,Ananda Leone先生による
Anusara Yoga Teacher Trainingを修了
さらに2016年には,Anusara® yoga正式認定者Jonas Westring先生,Carlos Pomeda先生,Balarama Chandra先生による
300時間 Anusara Yoga Advanced Teacher Trainingを 修了
以後もバリ島,インド,香港,イギリス,イタリアなど
毎年海外に出かけ,ヨガ・瞑想の研鑽を積んでいる
また,2014年に,インド・ケララ州のKerala Ayurveda Academyにてアーユルヴェーダセラピーを学び,
帰国後は,都内のアーユルヴェーダマッサージサロンでの勤務を経験した後,nidaにて多くの施術を行う
【資格】
Yoga Alliance認定 RYT500, E-RYT200 インストラクター
Anusara Elements™ teacher
yoggy institute認定200時間(YIC200)インストラクター
全米/日本NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー
【リンク】
ウェブサイトは→http://www.nidayoga.com/
newsletter(無料メルマガ)登録は→https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nidayoga

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2018 コルカタ

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コルカタ

に来ています。
到着早々から毎日怒涛のレッスンレッスン、練習練習漬けの日々で早10日が過ぎました。
今この環境にいられるのが嬉しくて夢のようです。
師匠との時間、音・言葉・空気・雰囲気・周りの環境、今ここにあるものを吸収出来るだけ吸収したい。

ここが自分のいるべきところ

ここにいられるのは当たり前なことではありません。
日本にいる間は瞑想やイメージングなどで得ようとしていた環境です。
でも今は、「ここが自分のいるべきところ」なんだという実感が強く込み上げてきています。
この実感が湧いてくること自体が自分にとっては率直に喜びです。
この実感を出来るだけ深く潜在意識にすり込んでいきたい。
*

この10日間は

僕がコルカタに到着したのと同時に、インド各地から師匠の元に集まって来ている生徒達の短期集中レッスンが始まり、この10日間はずっと彼らと一緒でした。

ジャイプールやチェンナイ、ケララといった遠いところから10日間だけ来ているので、その分求める氣持ちが強く、モチベーションが高いので、刺激を受けると同時に自分の学び方の参考に大いになります。

レッスン後もずっと一緒に練習していましたが、20歳前後の若くて優秀な彼らが、どれだけ師匠を慕いタブラを愛しているのか肌で感じ続けていました。

タブラを学ぶとはどういうことか、というのを外国人の視点でなく、インドの伝統の中での若いこれからのインド人の視点でリアルに感じ、知ることが出来たのは大きな収穫です。

*


今回の課題

として持ってきたのは「師匠との関係性に踏み出すこと」でした。

そして踏み出すことは出来た、ということが前回と今回の渡印で確認するまでは出来たと思っています。

これについては、また書けたらと思っています。

*
今回の滞在はあと10日…

この週末は師匠がデリーに行って不在になるため、これまでいただいた山のような宿題に取り組みます。


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4/15(日)開催! 第2回「音楽家のための身体ワークショップ」

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第2回「音楽家のための身体ワークショップ」

『指先からつま先までつなげる』
前回の身体ワークショップでは、ご参加の皆さまには予想以上の深い実感を得てていただくことが出来、非常に有意義なものとなったので、今回はもう少し突っ込んでいきたいと思います。
*

『指先からつま先までつなげる』

身体全体をひとつとしてではなく、部分部分が分離したまま使うことで起きる、故障や不具合、のみならず修得・上達を妨げるものとなってしまっている現象。
指先からつま先までつなげて身体を使えるようになることで、もっと自由で深い音楽表現とそのための練習につながるはず。

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今回もその手掛かりと実感を求めて、さらなる探求をしていきたいと思います。
講師は、前回から引き続き、表参道のヨガスタジオ・nida の yukariさんです。

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ワークショップ詳細

【日時】2018/4/15(日) 14:30-17:30
【場所】ヨガスタジオ nida (表参道)
【講師】yukari
【定員】10名
【料金】6000円
【キャンセル】※3日前以降のキャンセルは、キャンセル料50%頂戴いたします。
※前日以降のキャンセルは出来ませんので、あらかじめご了承ください。
【持ち物】
※ 楽器をお持ちの方は是非ご持参ください。
音の違いを確認出来るので非常に実感が得やすくなります。
【主催】HEAT bEAT MUSIC
*

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講師プロフィール

yukari
nida 〜生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道〜 主宰
ヨガアライアンス認定 RYT500 & E-RYT200ヨガティーチャー
深いヨガ哲学ー「こころのヨガ」に根ざした「からだのヨガ」をはじめ,「こころのヨガ」や瞑想にフォーカスしたクラスやワークショップを精力的に実施している
毎年ヨガ・瞑想を深めるため海外で研鑽を積む一方,国内外からの実力派講師によるWSの主催・通訳も手がける
これまでの経歴の全てを生かして一人一人によりそうプライベートセッションも好評を博している
studio yoggy(新宿,中目黒)でもレギュラークラスを担当
【略歴】
東京大学大学院修士課程(文化人類学)を修了後,
11年間私立中学高校一貫校にて教職に従事
2010年より,学校勤務の傍ら,studio yoggyでヨガを学び始める
2011年以降,Anusara® yogaを中心に学び,
studio yoggyにて多くのトレーニングを修了
2014年春に教職を退職後,海外に活動を広げる
同年,バリ島にて,2012年より師事するAnusara® yoga正式認定者 Emily Kuser先生のHigh Vibe Yoga Teacher Trainingを修了
同年,表参道にて nida を開業
2015年,Anusara® yoga正式認定者 Bridget Woods Kramer先生,
Carlos Pomeda先生,Ananda Leone先生による
Anusara Yoga Teacher Trainingを修了
さらに2016年には,Anusara® yoga正式認定者Jonas Westring先生,Carlos Pomeda先生,Balarama Chandra先生による
300時間 Anusara Yoga Advanced Teacher Trainingを 修了
以後もバリ島,インド,香港,イギリス,イタリアなど
毎年海外に出かけ,ヨガ・瞑想の研鑽を積んでいる
また,2014年に,インド・ケララ州のKerala Ayurveda Academyにてアーユルヴェーダセラピーを学び,
帰国後は,都内のアーユルヴェーダマッサージサロンでの勤務を経験した後,nidaにて多くの施術を行う
【資格】
Yoga Alliance認定 RYT500, E-RYT200 インストラクター
Anusara Elements™ teacher
yoggy institute認定200時間(YIC200)インストラクター
全米/日本NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー
【リンク】
ウェブサイトは→http://www.nidayoga.com/
newsletter(無料メルマガ)登録は→https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=nidayoga

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2018/4/7(土)・8(日) マリナ・アーマッド来日公演!

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マリナ・アーマッド再来日公演決定!

インド古典声楽とスーフィー音楽の歌い手であるマリナ・アーマッド
2年ぶりの再来日公演が東京で開催されることになりました。

4/7(土) が「ワークショップ&コンサート」、4/8(日)が「ライブ&トーク」となります。

7日(土)のワークショップでは、インド古典声楽の発声方や音階についての基礎から、バンディッシュと呼ばれるメロディーまでを、タブラの伴奏に合わせて歌います。
スーフィー音楽についても触れていくので、その後に行われるコンサートをより体験的に楽しめるものになる予定です。

8日(日)は、彼女が音楽への情熱と献身を支えるバックグラウンドとして大切にする「スーフィズム」と「スーフィー音楽」について、その魅力をトークとライブ双方から訊いていこうという今までにない企画になっています。

両日ともにそれぞれ「インド音楽」そして「スーフィー音楽」により深く触れ、より身近に感じることの出来るまたとない機会となりますので、ぜひお越しください。

ペア割や通し券割引、また中学生以下無料の特典もございます。

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2018年4月7日(土)

コンサート&ワークショップ
『インド声楽 ラーガとスーフィーカラムの世界』
■ マリナ・アーマッドから学ぶインド古典声楽ワークショップ
インド古典音楽の基礎となる声楽を、本場の声楽家から学べるまたとない機会です。
特にその発声法や音階についての基礎から、バンディッシュと呼ばれるメロディーまでを、タブラの伴奏に合わせて歌います。
また、彼女が自身のバックグラウンドとして特に大切にしている「スーフィーカラム(スフィーズムの詩)」についても触れていきます。その美しい韻律や音楽について、より身近に感じられる機会となるでしょう。
■ CONCERT
マリナ氏の献身的な音楽への祈りは、その歌声となりインド古典声楽の真髄へと聴くものを誘います。彼女が大切にしているスーフィー音楽の魅力、その美しい韻律の世界にたっぷりと浸ってください。
8年前の初来日時からマリナ氏が信頼をよせる鍵盤奏者・佐野朋子(キーボード)と、前回来日から引き続いての指原一登(タブラ)が共演者として彼女を支えます。
【日程】2018/4/7(土)
【会場】楽道庵 (神田)  http://www.n-as.org/rakudoan/
    東京都千代田区神田司町2-16
【時間】開場15:00 / WS 15:30-17:00
    開場18:00 / Concert 18:30-20:00
【定員】ワークショップ30名 / コンサート40名
【料金】ワークショップ:2,000円(要予約)
    ワークショップ&コンサート通し券:4,500円(要予約)
    コンサート予約:3,000円   当日:3,500円
    ペア割:5000円(組み合わせは自由。要予約)
    通し券:4,500円(要予約。ペア割との併用はできません)
    中学生以下無料
【出演】マリナ・アーマッド(声楽)、佐野朋子(キーボード)、指原一登(タブラ)
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2018年4月8日(日)

ライブ&トーク
『マリナ・アーマッドに訊く「スーフィー音楽」の魅力』
マリナ・アーマッドのバックグラウンドである「スーフィー音楽」に焦点を当てた『ライブ&トーク』の形式で開催します。彼女の音楽への献身の背景には、彼女が大切にしている「スーフィズム」と「スーフィーカラム」の音楽・精神があります。「スーフィーカラム」とはスーフィズムの詩のことですが、その美しい韻律やメロディーの世界には、私たちはなかなか触れる機会がありません。
彼女の音楽と学びへの情熱は、演奏家としてのみならず、NY州を拠点に、インド古典声楽の指導者として、そして非営利音楽団体Udgamの創立者として、世界中をとびまわりインド音楽の普及に努める活動の原動力ともなっています。インドを代表する音楽家の一人である巨匠パンディット・ジャスラジに師事し、30年以上に渡り学び続けているマリナ氏。そんな彼女自身の魅力にも迫っていきます。
【日程】2018/4/8(日)
【会場】ギャラリー古藤 (江古田)  http://furuto.art.coocan.jp
    東京都練馬区栄町9-16
【時間】開場15:00 / ライブ 15:30-17:00
【定員】30名
【料金】予約:3,000円   当日:3,500円
    ペア割:5000円(組み合わせは自由。要予約)
    中学生以下無料
    ※お茶のご用意がございます。
    ※床座席・椅子座席のご用意がございます。
【出演】マリナ・アーマッド(声楽)、佐野朋子(キーボード)、指原一登(タブラ)
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【主催】ラーガ練馬
【協力】HEAT bEAT MUSIC
【協賛】ティラキタ
【予約】ラーガ練馬:raga2014@yahoo.co.jp
【Website】https://www.facebook.com/marina.ahmad.japan

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<出演者プロフィール>


■マリナ・アーマッド Marina Ahmad (インド古典声楽)
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バングラデシュの首都ダッカ生まれ。幼少の頃より北インド古典声楽を学ぶ。

ダッカミュージックカレッジで学んだ後、インド ニューデリーにあるGandhara Maha Vidyalaミュージックカレッジへ留学。北インド古典音楽の代表的なボーカリストとして知られるパンディット・ジャスラジ氏に長年の指導を受け現在に至る。グルジ(師)に同行してコンサートに出演する傍ら、ムンバイ(インド)とNY州を拠点にインド古典声楽の指導とともに、非営利音楽団体Udgamの創立者として活動、インド音楽の普及に努めている。

Website : https://www.marinaahmad.com/

Facebook : https://www.facebook.com/marina.ahmad.alam

 


■佐野 朋子(キーボード)
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作曲家・サウンドクリエイター。龍笛・クリスタルボウル演奏家。

4歳からピアノを始める。大手ゲームメーカーのサウンドクリエイターを経て、フリーランスとして活動。アコースティックを中心としたバンド活動を多数行う。

2002年より雅楽を学び、神前結婚式にて龍笛を担当。

2000年より、クリスタルボウルの奏法を独自に探求。毎月新月の夜にクリスタルボウルの演奏をインターネット配信するなど、音による癒しや意識の変容をサポートしている。
http://www.crystalsound.jp


■指原一登(タブラ)

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タブラを、Pt.Anindo Chatterjee、Anubrata Chatterjee、U-zhaan氏に師事。

インド音楽を学び、インドや海外とオープンで積極的な交流をしていける環境を日本で実現していくことを目指し、精力的な活動を展開中。

来日アーティストをはじめ、国内外で活躍する演奏家・舞踊家と多数共演。インド、パキスタン各国大使館で演奏。

主宰するHEAT bEAT MUSICでは、海外からのアーティスト招聘、公演、ワークショップなどの企画制作にも力を入れている。

http://kazutosashihara.com


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【レポート】音楽家のための身体ワークショップ『骨盤と肩甲骨』終了!

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2/3(土) 無事終了しました

「音楽家のための身体ワークショップ『骨盤と肩甲骨』」のレポートです。

いろいろな楽器の方にもご興味を持っていただきましたが、今回は皆さまタブラでのご参加となりました。
ご参加の皆様どうもありがとうございました。
*

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良い悪いではなく

楽器をチューニングし、今日のセッションを通して演奏していくシンプルなフレーズをひとつ決めました。
そして毎回ワークの前後に同じフレーズを演奏しじっくりその違いを感じていきます。
正しい間違っている良い悪いではなく、違いの実感だけを得ていく。
そして感じたことを言葉にしてシェアし合います。
これを繰り返していきます。
*
まずは、今回のテーマである『骨盤』から。
それは同時に、身体に入っていくために観るべき最初のステップとして「呼吸」を観ていくことでもありました。
*
この最初の段階で、個人的にもいきなり大きな発見がありました。
手の向きひとつで呼吸が変わる、また意識も変わるということでした。
最初は
「ああこれでは無防備すぎる感じがするな。安定して身体を感じられているとは言えないな」
と思いながら
「でも待てよ」
と両方の違いを丁寧に観ていってみると、、
「これは無防備とも言えるけれど、裏返せばとてもオープンな状態、呼吸のしやすさも違う。しかも気持ちも変わっている!逆に言えば、今まで無意識的に心理的なガードを固めていたということじゃないのか…?なんてことだ…」
*
こういったことを感じたままにそれぞれが言葉でシェアしていき、楽器を鳴らしてみます。
皆んなで、ひとりずつ、そしてまた皆んなで。
それをまた言葉でシェア。
*

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「!」

本当になんという変化でしょうか。楽器を鳴らせばすぐに音に現れます。
*
『骨盤』をテーマに1時間、『肩甲骨』をテーマに1時間、そして腕と全体への意識の向け方などで1時間という感じで、ペアになってお互いの身体に触れるペアワークも交えたりしながらじっくりと進め、でも感覚的にはあっという間でした。
*
『肩甲骨』のワークでは、腕の長さや重さといった、自分が今まで知っていた自分自身の身体のボディマッピングが変わる!といった体験までありました。
参加者からも、
「現在完了形で動く身体を俯瞰している」
ような実感が、以前読んでピンとこなかった舞踏家の言葉につながったといった声もありました。(言葉だけではおそらく非常に伝わりにくいとは思いますが…。)
これは明らかに身体を通した意識の変容です…
*

たった3時間で…

この3時間(実際には3時間半に及んでいました…)で、明らかに全員タブラの音色が良くなっていました。
でも、やっていたのは身体に対する観察と気づきと意識の向け方とそれを助けるワークで、楽器を練習していたわけではありません。
*
何より顕著だったのは、全員で叩いたときの変化でした。
最後に検証のため、皆で録音を聴き比べてみましたが、それは明らかでした。
同じフレーズを演奏する音が、多人数で叩いているようにバラバラに聴こえていたのに、最後は違うフレーズを自由に演奏した音が、重みのあるひとつの音とグルーヴを生み出していました。
*
ひとつになる演奏は瞑想につながっている。
そんなところまで深まるとは、当初想像していませんでしたが、yukariさんの適切なガイドと、お互いのシェアによる感度の高まりの相互作用で得られたのだと思います。
*
講師をしていただいた yukariさんは、こういったガイダンスについても学ばれ、スタジオのヨガや瞑想のセッションでも日々実践していらっしゃるということで、さすがでした。
yukariさん、本当にどうもありがとうございました。

*


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共有しあう

「楽器に向かう前に整えるべきものがあったんだな」
これもこのセッションにご参加いただいた中からの言葉です。

*
「今は正直ちょっと混乱しているけれども、いろいろと探求していけそうです」
これも正直な言葉です。

身体で実感することでしか腑に落ちていかない言葉があります。

*
「身体にとっての<ベスト>の状態というのは、それぞれに違うし、常に変化もしています。それは決して固定した正しい解というようなものではありません。」
yukariさんもおっしゃっていました。

とても有意義で興味深い体験と学びのシェアが出来た一日となりました。

*


次回予定

このワークショップ、ぜひいろいろな方に体験していただきたいので、また4月頃に開催出来たらいいなと思っています。

*

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講師プロフィール

yukari
nida 〜生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道〜 主宰
ヨガアライアンス認定 RYT500 & E-RYT200ヨガティーチャー
深いヨガ哲学ー「こころのヨガ」に根ざした「からだのヨガ」をはじめ,「こころのヨガ」や瞑想にフォーカスしたクラスやワークショップを精力的に実施している
毎年ヨガ・瞑想を深めるため海外で研鑽を積む一方,国内外からの実力派講師によるWSの主催・通訳も手がける
これまでの経歴の全てを生かして一人一人によりそうプライベートセッションも好評を博している
studio yoggy(新宿,中目黒)でもレギュラークラスを担当
【略歴】
東京大学大学院修士課程(文化人類学)を修了後,
11年間私立中学高校一貫校にて教職に従事
2010年より,学校勤務の傍ら,studio yoggyでヨガを学び始める
2011年以降,Anusara® yogaを中心に学び,
studio yoggyにて多くのトレーニングを修了
2014年春に教職を退職後,海外に活動を広げる
同年,バリ島にて,2012年より師事するAnusara® yoga正式認定者 Emily Kuser先生のHigh Vibe Yoga Teacher Trainingを修了
同年,表参道にて nida を開業
2015年,Anusara® yoga正式認定者 Bridget Woods Kramer先生,
Carlos Pomeda先生,Ananda Leone先生による
Anusara Yoga Teacher Trainingを修了
さらに2016年には,Anusara® yoga正式認定者Jonas Westring先生,Carlos Pomeda先生,Balarama Chandra先生による
300時間 Anusara Yoga Advanced Teacher Trainingを 修了
以後もバリ島,インド,香港,イギリス,イタリアなど
毎年海外に出かけ,ヨガ・瞑想の研鑽を積んでいる
また,2014年に,インド・ケララ州のKerala Ayurveda Academyにてアーユルヴェーダセラピーを学び,
帰国後は,都内のアーユルヴェーダマッサージサロンでの勤務を経験した後,nidaにて多くの施術を行う
【資格】
Yoga Alliance認定 RYT500, E-RYT200 インストラクター
Anusara Elements™ teacher
yoggy institute認定200時間(YIC200)インストラクター
全米/日本NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー
【リンク】
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2018/2/3(土) 音楽家のための身体ワークショップ「骨盤と肩甲骨」

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はじめに

このワークショップは、自分の身体にフォーカスすることによって、
・身体についての認識を深める
・適切に使えるようになるための道標を得る
・それを楽器の上達に役立てていく
ことを目的としたものです。
*
自分の身体のこと、その使い方に関しては、日常あまりに当たり前に使っているために、今自分が持っている認識を疑うことはあまりありません。
実は良くない使い方なのでは?
そもそも根本的に間違っていないだろうか?
もっと違った使い方があるのでは?
といったことを考えながらでは日常的には不自由ですしね。
*
僕自身も、以前は無自覚でいました。
謝った情報を鵜呑みにしていたり、思い込みや勘違いに氣づきもしていなかったために、信じられないほど使えていませんでした。
それは身体(ボディ)だけにとどまらず、見え方聴こえ方も身体性であり、そうすると考え方や感じ方、内面もまた同一線上にある同じものだ、と氣づくのにずいぶん時間がかかりました。
それと同時に、実はそれに氣づいていない知らないことで、修得や上達のための問題解決の入り口にすら立っていなかった、という事実に直面することになりました。
これを受け入れるにも時間が必要で、ずいぶんともがいた経験があります。

身体は、身体だけは身体を通して体験したことでしか理解してくれません。

それが身につくということなのですが、その裏返しとして、頭で理解しよう、頭では理解したという認識が、実は身につけることを阻害する最も危険な要因となっていたのです。

*

身体は正直です。

適切に無理のない使い方をすれば、自分の思っている以上の力を発揮してくれます。

適切でない場合も思っている以上の影響があります。

それらの違いをWSでは少しずつ確かめていきたいと思います。

身体が入り口である

ということを実感していこう!というのが主旨です。

このワークショップによって、僕自身も学びたいことが山ほどあります。同時に、その機会を皆さんと共有していくことで、また新たな発見に繋がっていくのではないかとも思っています。

きっと何かお役に立てる内容になると思います。
*

「骨盤と肩胛骨」

今回スポットを当てるのはココです!
タブラは座って演奏します。そこからまずは「座る」ということが、身体的にどういう意味をもって、その状態によって何が変わるのか?「骨盤」について実感を深めていきます。
もちろん、これはタブラに限らず、他の楽器においても普遍性のあるものなのではないでしょうか。
また、タブラおいては腕の使い方に特殊性があります。これは日常的な動きにはないものですし、他の楽器からも応用しにくい部分であるのかもしれません。
そこで重要になってくるのが「肩胛骨」の働きです。

「骨盤と肩胛骨」

タブラを通した経験しかありませんが、そこから繋がる身体の普遍性というのは見出していただけるのではないかと思っています。
*

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講師はどんな人?

そこ、とっても重要ですよね (笑)

今回講師としてご指導いただくのは、表参道のヨガスタジオ nida 主宰のyukariさん。

yukariさんとは、コルカタから来日したサロード奏者・Dwiptanil との来日公演がご縁で知り合いました。

とにかく学び関して貪欲で、師の元での研鑽はもちろん、他分野での学びや、ゲストティーチャーを招聘しての企画など意欲的に行動されている方です。
遂には、、インド音楽コンサートの企画までしてしまったところで、ご縁をいただいたというわけです。
*
それからこのワークショップに至る経緯は下のリンクの記事に書かせていただいています。
どんなワークになるかについても体験記として触れていますので、よろしければ是非ご覧になってください。
*

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「音楽家のための身体ワークショップ」詳細

【日時】2018/2/3(sat) 13:30-16:30

【場所】ヨガスタジオ nida (表参道)
【講師】yukari
【定員】10名
【料金】6000円
【キャンセル】
※3日前以降のキャンセルは、キャンセル料50%頂戴いたします。
※前日以降のキャンセルは出来ませんので、あらかじめご了承ください。
【持ち物】
※ タブラ、または専門とする楽器をお持ちの方は是非ご持参ください。

音の違いを確認出来るので非常に実感が得やすくなります。

【主催】HEAT bEAT MUSIC
*

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講師プロフィール

yukari
nida 〜生き方が自由になるヨガスタジオ@表参道〜 主宰
ヨガアライアンス認定 RYT500 & E-RYT200ヨガティーチャー
深いヨガ哲学ー「こころのヨガ」に根ざした「からだのヨガ」をはじめ,「こころのヨガ」や瞑想にフォーカスしたクラスやワークショップを精力的に実施している
毎年ヨガ・瞑想を深めるため海外で研鑽を積む一方,国内外からの実力派講師によるWSの主催・通訳も手がける
これまでの経歴の全てを生かして一人一人によりそうプライベートセッションも好評を博している
studio yoggy(新宿,中目黒)でもレギュラークラスを担当
【略歴】
東京大学大学院修士課程(文化人類学)を修了後,
11年間私立中学高校一貫校にて教職に従事
2010年より,学校勤務の傍ら,studio yoggyでヨガを学び始める
2011年以降,Anusara® yogaを中心に学び,
studio yoggyにて多くのトレーニングを修了
2014年春に教職を退職後,海外に活動を広げる
同年,バリ島にて,2012年より師事するAnusara® yoga正式認定者 Emily Kuser先生のHigh Vibe Yoga Teacher Trainingを修了
同年,表参道にて nida を開業
2015年,Anusara® yoga正式認定者 Bridget Woods Kramer先生,
Carlos Pomeda先生,Ananda Leone先生による
Anusara Yoga Teacher Trainingを修了
さらに2016年には,Anusara® yoga正式認定者Jonas Westring先生,Carlos Pomeda先生,Balarama Chandra先生による
300時間 Anusara Yoga Advanced Teacher Trainingを 修了
以後もバリ島,インド,香港,イギリス,イタリアなど
毎年海外に出かけ,ヨガ・瞑想の研鑽を積んでいる
また,2014年に,インド・ケララ州のKerala Ayurveda Academyにてアーユルヴェーダセラピーを学び,
帰国後は,都内のアーユルヴェーダマッサージサロンでの勤務を経験した後,nidaにて多くの施術を行う
【資格】
Yoga Alliance認定 RYT500, E-RYT200 インストラクター
Anusara Elements™ teacher
yoggy institute認定200時間(YIC200)インストラクター
全米/日本NLP(神経言語プログラミング)協会公認マスタープラクティショナー
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「音楽家のための身体ワークショプ」開催します!

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「何か一緒にやりたいね」

ディプトニル来日公演でご縁をいただいた、表参道のヨガスタジオ nida 主宰のヨガティーチャー・yukariさん。

以前から「何か一緒にやりたいね」と色々とお話しさせていただいていたのですが、昨年末にお会いした際には、具体的に話が膨らんできました。

いつか「音楽家のための身体ワークショップ」をやりたい!漠然とは考えていたことなのですが、このとき具体的なインスピレーションとして ふっと湧いて来たのです。

*


早速

昨日は実現に向けての打ち合わせに行ってきました。

僕の頭の中にあったテーマは『座り方』

座り方を教わるということは、タブラの場合は基本的にないかもしれません。こうしたらいいんじゃない?というアドバイスはあっても、僕自身も実際に教わったことはありません。骨格・体格・関節の柔軟さなど個人差のあることだと考えられているからです。

ただ、個人差以前のこと、人間の身体構造上の基本的しくみ、それに基づいた普遍的な実感、そういったことは厳然なるものとして存在はしていて、決定的に重要であるにも関わらず、楽器を習っているだけではなかなか触れられることのない部分なのではないでしょうか。

*


初タブラ!

まずは、タブラのこと、タブラと身体の関係性について知っていただくために、yukariさんにタブラを体験していただきます。初タブラ!

「楽器の位置はここ、腕の場所はここ、指を置く位置、そしてこの指でこうやって、、」

「、、、」

鳴らない。。。

「そう、だいたい指をこんなに複雑に使おうとすると指が突っ張って音なんか鳴らないんですよね。。」

でも、ここからが違いました。

「最初は指の場所や動きを覚えないといけないので仕方がないですけど、でも実際には指で叩いている感じではなくて、軸をうまく使っていくんです。」

「肘から、肩に抜けて、肩甲骨、背骨、最終的には仙骨、、」

すると、、

「Na!」澄んだ良い音が鳴りました!

「さすが身体のプロ!!!」

思わず声を上げてしまいました!

なんとなんと、これは本当にすごいです!身体の部位を言っただけで、、恐れ入りました!

でも、それはそうかもしれません。。

yukariさんは、yogaの学びを深めるため、毎年数回師匠の元へ通っていらっしゃる他、ゲストティーチャーを招いての講習会の開催したり、氣についても学ばれていたりと、飽くことなき意欲的な学びを実践されている方なのです。

やはり身体の感度が違うのでしょう。

*


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身体ワーク体験!

さあ、次はその体験を踏まえて、逆に身体のワークをyukariさんにしていただいて僕が体験していきます。

まずは、座るための基礎となる「坐骨」について、その動きや動かすことでどう感じが変わっていくのか、それによって構造やしくみを実感を通して知っていくワーク。

「う〜ん、じっくり味わってみると背骨と頭がとてもダイナミックに動いているのがわかるな」

それから他の関節や骨についても、意識を向けて動かしたり、動かされたり、筋肉や関節がここまで伸びて動くことを確認したり、同じ動作でも違う意識で身体が動くとどういう違いがあるか実感をしていきます。

とても分かりやすいのは、その都度楽器を鳴らしてみることで、音に違いが表れることです。これによってより実感が得やすくなりました。

ワークを加えた部位が、どんどん軽くなっていくのがわかります。

その度に、楽器の音がよりクリアーで素直な響きになっていくのがわかります。

「どんな感じですか?」

また、どういう変化が感じられたかを、質問に答える形で言葉で表現していきます。

「自意識がふっと消えて勝手に身体が動いてる感じです…」

これによって自分の実感を、より確かな記憶として刻める効果があるようです。

いい実感が得られれば、どんどんその実感を深めていくワークへと進んでいきます。もうワークが深まってゆくのを、ゆかりさんも一緒に楽しんでいるご様子で止まりません!!

最終的に行ったワークの後は、身体から自由になって不思議な安心感を実感しながら楽器を演奏できるまでになっていました。

もうあっという間に時間が経っていて、とても面白く有意義な時間でした。

*


とにかくまずはやってみよう!

ということで、

2018年2/3(土)

早速ワークショップを開催することにしました!

「音楽家のための身体ワークショップ」

今後やれることがどんどん広がっていきそうなので、テーマを絞って続けていけたらなあと思っています。

先ほども触れたように、第一回のテーマは

『座り方』

まずは楽に座ることが出来ることが、上体や腕、思考までも自由にして行く前提なるからです。

*
対象は、タブラに限らず、座って演奏する必要のある楽器、また楽器を演奏しなくとも座ることでお悩みの方、興味のある方でもご参加可能です。

詳細はまた告知させていただきますが、3時間程度かけてたっぷりとワークしていきたいと思います。
10名程度の定員になりますので、ご興味ある方、ピンと来た方は、ぜひスケジューリングをお願いします。
メッセージなどでお早めにご連絡いただいても結構です。

mail@kazutosashihara.com
*


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2018 本年もどうぞよろしくお願いいたします!

Category : BLOG

明けましておめでとうございます!

新しい年が皆様にとって幸多き年でありますように

今年も新しい年の到来とともに、また新しい歳も迎えました

本年もどうぞよろしくお願いいたします

指原一登


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