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【新着動画UP】日印国交70周年記念インド古典音楽コンサート

【日印国交70周年記念インド古典音楽コンサート】

昨年は日印国交樹立70周年の祝賀年でした。
その特別な年に開催された祝賀の『インド古典音楽コンサート』
サントゥール奏者・宮下節雄さんとの演奏で、出演させていただきました動画が上がってきましたので、シェアさせていただきます。
北インド古典音楽の様式的な流れも合わせて記載していますので、参考にして観ていただけると嬉しいです。

Alap,Jor,Jhala

旋律の独奏パート(細かくは下記のように展開していきます)
・アーラープ:ラーガで登場する音の色彩をひとつひとつ丁寧に紡いでいく導入部分(序)
・ジョール:リズムを刻み始めてラーガにストーリーを持たせてゆく部分(破)
・ジャーラー:速いリズムと共にラーガが昇華してゆく部分(急)

Gat

00″10 Gat in Jhaptaal (10Beats Cycle)
タブラが加わった合奏パート(10拍子のリズムサイクル)
音楽が、繰りかえず回転周期の上で螺旋を描きながらストーリーを紡いでいく部分(序)
サントゥールの紡いだストーリーをタブラが受けて発展させていきます
15″04 Gat in Teentaal (16Beats Cycle) 合奏パート(16拍子のリズムサイクル)
・マッディヤ・ドゥルット:螺旋の回転が次第に速度を速めながら上昇していく部分(破)
・ジャーラー:螺旋回転の速度が最高潮まで極まり上昇していく部分(急)

このコンサートは、インド大使館、千代田区内幸町ホール、ティラキタ、そしてヒートビートミュージックの特別共催という形で、出演だけでなく、主催者として実現することが出来たことを有難く嬉しく思います。

当日の運営に当たっては関係者の皆様の沢山のご協力もいただきました。
改めて感謝いたします。
これを機に、日印の友好と発展が進み、調和と平和の音楽がより一層広がっていくことを願い、尽力していきたいと念います。

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【動画】タブラ&サントゥール 観音堂インド音楽コンサート


Raga Bageshree
Setsuo Miyashita | Santoor
Kazuto Sashihara | Tabla

ラーガ バゲシュリ
宮下節雄 | サントゥール
指原一登 | タブラ

信松院・観音堂
13.Nov.2021

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0″10 Alap,Jor,Jhala
20″32 Gat in Jhaptaal (10Beats Cycle)
34″13 Gat in Teentaal (16Beats Cycle)
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【インド古典音楽】

北インド古典音楽は、曼荼羅の世界観を表現した音楽です。

「ラーガ」と呼ばれる旋律(空間)と、「ターラ」と呼ばれるリズム(時間)の絡み合いによって、螺旋を描きながら徐々に上昇し描かれる、壮大な音曼荼羅です。

音楽はまず、サントゥールの旋律のみの独奏によって、曲の色彩と世界観が描かれ進行していきます。
続いてタブラのリズムが加わり、音楽が大きな円を描きながらゆっくりと周回しはじめます。
やがて周回速度を上げながらクライマックスへと向かい、極まっていきます。

演奏はすべて即興で繰り広げられます。
そのため、会場の雰囲気なども含めその場の要素すべてが色濃く音楽に反映され、全く同じ演奏というのは2度とありません。

天から降り注いだかのような サントゥールの音色は、感覚器官を開き解放してくれるような幸福感に満ちた響きを持ってメロディーを紡ぎます。

そして胎動のうねりような タブラの音色は、繰り返していく年月や繰り返す輪廻のように、サイクルを描きながらリズムを刻みます。

その音楽は、まるで人生を旅するかのような、また人の一生を超えた私たち生命(いのち)の大いなる旅路と繋がっていくような、一期一会の音楽となります。


 

◎宮下節雄(ジミー宮下)

サントゥール奏者 ミュージック セラピスト

1955年2月27日 鹿児島 出水市生まれ。
1992年より、インド・ムンバイにて世界的サントゥール奏者で 人間国宝の PT.シブ・クマール・シャルマ氏に師事する。

NHKはじめ国内・インドでのTV・ラジオ出演多数。
「天空の音雫」はじめヒーリングCDリリース多数。

2005年3月インド・ヴァラナシの「ドゥルパッド・メーラ音楽祭」と「アシュトシュ・バタチャリア追悼コンサート」に出演、現地で新聞等メディアでも取り上げられ高い評価を得る。 又、2006年1月ドゥルパドシンガー グンデチャブラザーズ主催でインド・ボパールで開催された「プルティ・ シュルティ音楽祭」にて、ベスト・パーフォーマーの評価を得る。

2008年3月ヴァラナシでのバイジュ・バーブラ サンギート・ サマローハ音楽祭にて、インド古典音楽への貢献を讃えられ受賞する。

タブラの巨匠ザキール・フセインの高弟タイ・バホー、シルク・ド・ソレイユの歌姫ジーナ・サラ 他世界的一流アーティストとの共演も多数。

水の神の歌「バルナギータ」、 アンビエントトランスバンド「Makyo」で活躍。
2010年 ポルトガルBOOM Festivalに出演。

2013年 セレンディピティユニ結成 全国をツアーで巡る。
「ゆだね」をはじめ 4枚のCDリリース。

2016年にエレクトロ アンビエント サントゥール ユニット「Crystal Nada」結成。
1st CD「PRASAD」リリース。

岐阜を拠点に日本・インドを中心に国内外で精力的に演奏活動を 行い「インド古典音楽センター・沙羅双樹」にて後進の指導を行う。
インド古典音楽・舞踊の祭典「サンギート・メーラ」を17年岐阜 洞戸で主催 開催。

★2017年 1月 インドのメディアサイト  ” BETTER INDIA  “より 『世界で活躍する外国人インド古典音楽家8名』 に選出される。 http://www.thebetterindia.com/81965/foreigners-indian-classical-music/

2018年、2019 年、インド・リシケシで開催された インターナショナル・ヨガ・フェスティバルに招待演奏。表彰される。
2019年、Bali Spilit Festivalに招待演奏。

Website:http://www.santoormiyashita.com/

 


◎指原一登(さしはらかずと)

Kazuto Sashihara / Tabla Player
タブラ奏者。HEAT bEAT MUSIC 主宰。

2002年に、インド・ラジャスターンにてタブラを始め、2008年より、世界的タブラ奏者である Pt.Anindo Chatterjee、Sri Anubrata Chatterjee 両氏に師事。
2018年、インド音楽の師弟継承の伝統の中でも最も大きな意味を持つとされ、師弟の証である、 “Ganda” と呼ばれる紐を、師 Pt.Anindo Chatterjee より授かる。

インド音楽演奏家として、インド人音楽家・舞踊家と多数共演。アリ・カクバル・カーン生誕98年祭出演をはじめ、インド本国でも積極的な演奏活動を展開している。

2014年にHEAT bEAT MUSICを設立。
インド音楽普及、教育環境整備のため、インド人アーティストの来日招聘を精力的に企画・開催し、コンサートのみならず、ワークショップや短期集中講座等、オープンに学べる機会の創出に努めている。

2019年には、武蔵野文化事業団、兄弟弟子を始め多くの関係者の協力を得て、師 Pt. Anindo Chatterjee の招聘来日を実現。
公演・ワークショップは大成功をおさめ、日本での普及に確信を得る。

インド、パキスタン各国大使館で演奏。日本テレビ「シューイチ」他、TV・ラジオ番組等出演、雑誌掲載など多数。
HEAT bEAT MUSIC タブラ教室を運営するほか、グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール、江戸川印度文化センター、よみうりカルチャー等、各施設でもタブラ講師を務める。
近年ますます増加する在インド人子弟達への文化継承にも力を入れている。

Website:https://kazutosashihara.com
EC site:https://tsuku2.jp/heatbeat-tabla


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「インド飛翔の時」コンサートの映像作品が完成しました!

とても素敵な映像作品に仕上がっています!

インド古典音楽と舞踊の祭典
「インド飛翔の時」

ライブ動画が配信開始されました!

是非ご覧ください!

この公演は、
岐阜県芸術文化活動応援助成事業として
11月9日に、長良川ホールにて
インド古典音楽センター
沙羅双樹主催で
開催されたものです。

[出演]
インド舞踊
バラタナティアム    30分
 巽 幸恵
インド古典音楽
サントゥールコンサート 1時間
 宮下 節雄
 指原 一登
計 1時間半

音質も映像も素晴らしいクオリティで制作していただいています。

素晴らしい機会をいただき感謝です。

主催の沙羅双樹・宮下節雄さん、そしてチームの皆様、ありがとうございました!

 


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11/6(金)インド大使館デジタルコンサート出演!ディプトニル(サロード奏者)と共演!


インド大使館主催の

デジタルコンサートシリーズに

ディプトニル・バッタチャルジー(サロード奏者)の

伴奏で出演します!


2020年11月6日(金)

インド大使館のYouTubeチャンネルより

 

配信されます。

是非ご視聴ください!

ご視聴は→≪コチラ≫から



<予告編>


こちらのコンサートシリーズには

10月2日のガンディー生誕祭特別編で

タブラソロでも 出演させていただきました。

合わせてご覧いただければ嬉しいです!


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10/2(金)15:00〜(JST)のインド大使館デジタルコンサート・ガンジー生誕祭特別編に出演します!

インド大使館主催のデジタルコンサートシリーズ、10/2(金)15:00〜(JST)のガンジー生誕祭特別編に出演します!

タブラ: 指原一登
サーランギー: 西沢信亮
ハルモニウム: 吉田美香

ご視聴はこちらから

インド大使館主催のデジタルコンサートシリーズは、毎週金曜下記のスケジュールで開催されています。

八王子・信松院からお届けします!八王子移転後初のコンサート。デビュー戦?!の氣持ちです(笑)

良かったら是非ご覧ください!

Performing on 2nd October 2020 at the Gandhi Jayanti in the series of Digital Concert organized by Indian Embassy in Japan.


Very honored to be a part of it.

Stay tuned.


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[動画プロジェクト] | Indo-Japan Collaboration | タゴールソング

インドと日本を繋ぐリモートプロジェクト。
詩聖であり思想家であるタゴールの作曲した “Eso Shyamolo Sundoro” という曲を、日印のミュージシャン・ダンサーでコラボレーションしました。日本との所縁もあるタゴールの、緑豊かなベンガルの美しさを歌った詩です。

This is a quarantine project to pay our tribute to Kobiguru Rabindranath Tagore by one of his composition “Eso Shyamolo Sundoro” based on Raag Desh.

ダンス : 堤菜穂
ヴォーカル : ディパニタ ガングリィ
サロード : ディプトニル バッタチャルジー
タブラ : 指原一登

Dancer : Nao Tsutsumi
Vocal : Dipanwita Ganguly
Sarode : Dwiptanil Bhattacharjee
Tabla : Kazuto Sashihara

Editing : Kallab Photography

新型コロナウイルスによる、非常事態宣言下の東京と、厳しいロックダウン下のインドとで進めてきた共同プロジェクトです。

世界中で大変な状況が続いていますが、このプロジェクト進行中には、超巨大サイクロンがベンガル湾一帯を襲い、コルカタも甚大な被害を受けました。その影響で、中断を余儀なくされましたが、完成まで辿り着けました。

音楽が、芸術が、私たちの癒しとなり祈りとなりますように。

“人間が自分の人生から学び取ることのできる最も重要な教訓は、この世には苦しみがあるということではなく、苦しみを活用するかどうかはわれわれ次第であり、苦しみは喜びに変わるということである” – ラビンドラナート・タゴール

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Pt.オニンド・チャタルジー来日公演から1周年!公演動画で振り返る

Category : BLOG , VIDEO

2020年6月22日は、師匠であるPt.オニンド・チャタルジーの13年ぶりとなった来日タブラソロ公演2019 が実現してちょうど一年になります。

それまでには得られなかった師匠との濃密な時間や、満場の会場から自然と沸き起こった拍手の響きまで、思い出すと本当に感動が蘇ってきます。


こちらはコンサート当日の模様をダイジェスト版でまとめたドキュメンタリー映像になります。


またこちらは、コンサート演奏の全編です。特別に演奏者の希望で、会場・主催の許可を得て撮影されたものですが、カメラ設置場所の制約があり、アングルに若干見辛い点があることはご容赦ください。

是非お楽しみください!

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世界各地のインド音楽家・総勢22名が繋がるリモート動画プロジェクトに参加しました!

コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、インドでは未だロックダウン政策が取られています。

そんな状況下、現在のインド音楽を形作った巨匠の一人である故アリ・アクバル・カーンの孫であり、継承者でもあるシラズ・アリ・カーン氏の呼びかけで行われた、世界各地に住むインド音楽家・総勢22名によるリモート動画プロジェクトが企画・制作されました。

この困難な事態を、音楽のポジティヴが力で共に乗り越えようと意図されたものです。

アリアクバル・カーン師作曲の名曲を演奏するという、このプロジェクトの参加メンバーには、カーン氏の子息であるアラム氏とマニック氏、孫のシラズ氏、タブラの巨匠でカーン氏の名伴奏者だった故シャンカール・ゴーシュの子息であるビクラム氏、そしてカーン氏の名伴奏者として名高いタブラの巨匠スワパン・チョウドリィ氏の子息であるニラン氏、名タブラ奏者のアルップ・チョットバッタイ氏、などなど錚々たる音楽家が名を連ねています。


そんなプロジェクトになんと一緒に参加させていただく機会をいただいたのです。参加メンバーのディプトニルの計らい、そしてシラズ・ダダ(兄)の厚意によるものでした。

実は参加メンバー全員の名前は、リリース直前になって初めて知らされたのですが、聞いたときはとても驚きました。有名な一流奏者ばかりだったのですから。そこに参加させてもらえたのですから、もう感謝しかありません。

オニンド師匠とオヌブロート先生にもご報告させていただき、祝福を頂戴しました。


それでは是非ご覧ください。アリアクバルカーン作曲の、Raga Kaushi Kanadaのとても美しい曲です。

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[VIDEO] インド音楽の真髄!オニンド・チャタルジー初の来日タブラソロ公演 2019

2019年6月に実現した、タブラの神様オニンド・チャタルジー師匠の13年ぶりとなった来日、そして日本では初めてとなったタブラソロ公演の演奏を収めた映像です。

師匠の来日中は、ずっとお供としてつきっきりでした。これほど師匠と近くにいられたことは、これ以上ない経験でした。

公演内容も、僕自身これほど歓喜に溢れたタブラソロは今までに経験したことがない!というほどの素晴らしいものでした。

オニンド師匠自身も、会場の雰囲気と日本の観客のレスポンスの良さに「今日はとてもいいムードだった」というほどの会心の演奏。

サーランギー伴奏は、日本人でありながらインド・ムンバイに在住・第一線で活躍する(コレものすごいことです)ナカガワユウジさん。

是非ご覧ください!



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アリアクバルカーン生誕98周年記念コンサートに出演しました!

ディプトニルとの演奏 Dwiptanil Bhattacharjee (Sarode) / Kazuto Sashihara (Tabla)

コルカタで開催されたアリアクバルカーン生誕98周年記念コンサートに出演させていただきました。

Very happy and honoured to be a part of the concert Celebrating 98th years of Padma Vibhushan Ustad Ali Akbar Khan. 


終演後に。右から2人目はAli Akbar Khanの孫でサロード奏者のShiraz Ali Khan。今回のコンサートを主催してくださいました。

インドでは、生誕記念や追悼記念のコンサートが本当に沢山開催されます。
常にグルに対する敬愛と感謝を形として表現し、そして常にその祝福に与りながら研鑽していく。
その祝福の元で育っていける環境を、こういったコンサートによっても生み出しているのだと感じます。
14時から22時過ぎまで続いたステージでは、スクールの子供達も演奏しました。
それぞれの段階でそれぞれが祝福を戴きながら、その中で成長していける環境がここにあるように感じました。
だからこの音楽に取り組む上での困難はあっても不安や恐れは生まれない。
「音楽は100%ポジティブな成分で出来ている」という言葉の意味を、また改めて実感しました。


コンサートでの演奏動画です。